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2013-12-24

幽霊部員 Episode1

Facebook離れの1年だった。


便利なのよねー、Facebook。


バンド界隈のみならず、いや、むしろ今はねそれ以外のシチュエイションが主たる利用シーン。

職場やその他の雑多なシチュエイションで新たな人脈を形成しようって時に
「Facebookやってます?」
「アカウントはあるけど開いていませんね。」
って問答を今年は繰り返した。

その度に
あー、Facebookって本来は便利なツールだよな。
って思ったもんだよ。

いまでもね。
そう思う。





先日、久々にFacebookを開かずにはいられない状況になってね。
ってかSNSに強制されるってどうよ?って話だが、笑

詳細は割愛。
とにかく開かずにはいられない。
幽霊部員がFacebookに戻ってきたわけですよ。



ご無沙汰のFacebookで遠いとこに住む友達、近くて遠い友達の消息動静を知られるのだ。

結婚、誕生の人生の節目報告。
ライブ情報、その写真。
またはウケ狙いのネタ投稿にしてやられたりして。
楽しかったなー、久々のFacebook。

上手く使ってる人はサラリと魅力的な投稿してるよね。

オレFacebookを使いこなせてないって実感したよ。
やり過ぎちゃうというか、真剣に捉え過ぎちゃうというかね。
使いこなせてないのよ。




そんな性格故にFacebookが開けなくなってきちまって、笑。



開けなくなった原因がいくつかあるんだけど、差し障りないネタを書く。




オレがログインすると決まって即座にチャットを仕掛けてくる子がいてね。

「コニチワ。オゲンキデスカ。ワタシワゲンキデス」
なんて調子で。


最初の頃はオレも返事してたよ、
ドクターからへんじなんて芸名をもってるけどよ。

「ありがとう。げんきですよ。」
なんつってさ。

「アナタハナニヲシテマスカ?」

(当時、慣れないタッチパネルにイライラしながら)
「Facebookをみてるよ」
って返事を打ち返す。



これって楽しいの?
あ〜、世界じゅうの人と繋がってる!なんて思うのかね?



でもオレは性格的にこういうチャットも無視出来ず、いちいち拾っちゃうのよ。


このチャットが年頃の女子からだったらいいよ。
俄然。
片言の日本語が余計に恋心を加速するってもんさ。
そうだろ?

ところがこのチャットモンキーは自画撮りばっかりやってる二十歳くらいの野郎なの、苦。
夢見るロッカーみてぇな格好のね。

なんか、オレはこの子にロックオンされちゃって、笑。

時差が1時間くらいしかないエリアの子だから東京に住むオレと活動時間が同じなわけよ。
容易くオレはコイツに捕まるの。


=つづく=

もう寝る。