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2013-04-19

VESPERA 欧州盤に至るまでの途上にて



日本に入ってくるのは6月くらい。

フィンランドの

Tampere Hardcore Coalition


Kamaset Levytの共同リリース。



これはフィンランドのJuggling JugularsのEP。
 同じくKamaset Levytより。

間違えない様に。


まー、VESPERAのリスナーが間違えて買っても損はしません、笑。





今回のリプレス。
元々はTampere Hardcore CoalitionSeveVESPERA3rdデモに目を付けてたの。
メッセージもらっててね。
「アパラー!VESPERA3rdデモいいね、ウチのレーベルから何か出さないか?」

Seveのレーベルは正体がわからなかったから新譜リリースはイヤだったのね。
Tampereでしょ、オットーの顔とか浮かんでね、笑。


ルーズなヤツだったらどうしよう?って。

でも、リプレスだったら1年ぐらい待たされても「まっ、いっか」で流せる。



はい。
リプレスでGO。




一方で、現在制作中の新譜のリリースをオレの好きなレーベル、JukkaのKamaset Levytに打診してたんだ。
前にも書いたけど、VESPERAの1stEPを送りつけてね。



Kamaset Levytから12インチの新譜、
そしてTampere Hardcore Coalitionから7インチのリプレス。
これで決まってた。


同時進行でやり取りしてる中でSeveは信頼出来るヤツだってわかってきたよ。
んで結局、今回のリプレスも新譜の12インチも彼ら2レーベルの共同リリースになった。



JukkaはSotatilaで日本来てるから会った人も多いでしょ?
いやぁ~マメなヤツ!





再プレスだけど装丁の趣向は変えようとは思っていたのよ。


海外のパンクスが日本のレコードの装丁と言えば『OBI-オビ(帯)-』って様に、
『フィンランドのレコードらしい装丁』をリクエストしながらね。




確定申告だので発狂寸前の中、アートワークデータを全部作り替えて送ったよ。
ひとからすればどーでもいい拘りをびかびか光らせながら。

オレはどうも偏執的なとこがある。
固執、固執、気がつけばいつもひとり。
幸せになり難い性分なんです。



よし!フィニィッシュ!
送信!!!
あとは頼んだよ!

アートワーク完成。一線敷けた。
とっ散らかった日常に回帰、没頭しよう!
そう思ったの。

でもそこからまたアートワークのデータ改編作業が始まるのです、笑。

改編アイデアのキャッチボールが。

Jukkaったらアートワークのほぼ全ての配置をいじった案を打ってきやがった。いや打ってきてくれた。

こちらから送ったカバーアートをレーベルに丸々差し替えられたのは初めてだよ、笑。
「こっちの方がよくね?」なんつって。
正直、こっちからの案だけで早々と「終わらせて」欲しかったんだけどね〜、笑。


Jukkaからのメッセージを読み進める。
そこかしこに感じる彼の拘りの姿勢。
「こいつ、オレと同じニオイがする。」
オレ、火が付いたもんね、笑。
固執の同志の焰が。


そっからはキャッチボールしまくったよ。

いまさっき、アートワークの全てが出揃った。

Jukkaと一緒に作り上げたっていう満足感。

今回はJukkaによる書き下ろしのペイントもあるから。


おたのしみに~

Jukkaは毎回のリリースでもバンド側にここまでの提案をしてるのか?
それであのリリース数だったらすごいぞ?!






最近、フィンランドのKlamydiaをよく聞いてる。
このPVで、彼らのこだわりというか意図してる事が汲み取れない所が多々ある。
でも、それでいいのだ!