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2014-03-18

アスモデウス撲滅




休息日。

ほろ酔いで実験したり書き物したり空想したり。
午睡に微睡みそうな平日の午後。

傍から見れば無職風情。
永年モラトリアム。

「いつかデケェ事やってやる」って嘯くあぶないおっさん。






朝から宅配業者が続いてる。
豆だの、スパイスだのって持ってくる。

キンコーン

呼び鈴に、その連続の惰性で無警戒に玄関ドアを開けた。


一目で、いや、むしろ「感覚的に」判る、その筋のひと独特の化粧っ気のないおばさんが立ってた。

何って理屈じゃなく、
ウェーブがすごいのだ。




前置きほぼなし。
本題を矢継ぎ語り出す。



たいようしんリュウカさまが・・・

ひのまるというのは・・・で・・・
じゃあくなアスモデウスに‥‥‥

にほんというくにのなりたちで・・・

よみがえりのときが・・

・・・・

リュウカさまをおむかえすることによって・・・


電磁波を浴びたわたしはクラクラしてきたのだ。
「すみません、いま来客があるのでまたの機会にしてもらっていいですか?」
とわたし。

ドアを閉めようとすると左足をカカト立ち、そのつま先で閉まらんとするドアを抑えた。

言ってみりゃ、
ミッキーマウスみたいなアクションね。



全然かわいくねぇ。


ミッキーは、
お約束の両手をお口にあてて照れ笑いのポーズをする事も無く、

悪びれず、ストラップを最長に調節したショルダーバッグから数枚の紙切れを取り出した。



それではこのしゃきょうをですね、
ガサガサ
(さらに習字の練習帳みたいのを取り出す)


このしゃきょうを・・・
・・・・
おおいひとでいちにち4から5ぎょう・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
・・・と、よいことがおこります。

あるていどの目処がついたミッキーは言った。



あなたのまわりに、いまこまってるひとはいませんか?


(テメェの前に立ってるだろ、バーカ)
「特に心当たりはないですね、ごめんなさい」

わたしは今度こそドアを閉めて、覗き窓のガラスを拭きあげておく事を本日午後のTo doリストに入れた。

本当に困った。




VESPERA次回ライブである5/4 初台WALLなんですがね、
マジメ・ザ・ブルーに話を頂いたんだ。

出演バンドの半分はブルーが。
あとの半分はVESPERAがブッキングする事になってね。

VESPERA枠で
ASMODEUS
FREAKSの出演が決定したよ。


ASMODEUSの出演決定は、
このアスモデウス撲滅フライアーをミッキーが配りに来た数日前の事だった、笑。