ほいっ!
昨日は西武柳沢の地下室に隠ったよ!
そう!レコーディングだ。
6曲入り19分と数秒。
45rpm。
去年から掛かっていたレコーディングが、漸くリレーベルが求めるリリースブツとしての要求に充足を与えることが出来そうなんだ。
2曲。
追加レコーディングを完了してきたのよ。
前にレコーディングした4曲ってーのはバイオリンだ何だのって追加楽器を盛りまくった。
これがねミックスが難しかったのよ!
ミックスダウンを何度も失敗済み、笑。
迷宮を彷徨った、笑。
追い打ちをかける様にレーベルから
「この4曲だと7インチじゃ長過ぎる、12インチじゃ短かすぎる」
なんて言われてね。
だったら持ち曲を足しゃいいーじゃん?
違うのよ。
そんな単純な話じゃないのよ。
その4曲はVESPERAの熟成樽の中で独自の醸成がされていたの。
VESPERAという樽香とアイリッシュさらには中国のアロマ?その他諸々ブレンドされ、かなりいびつな、そしてわたしの心を捕らえて離さないアクの強い独善的な熟成香を放っていたのよ。
この4曲にどの曲を足すか???
悩まされたよ。
この4曲は他の持ち曲と同じ盤の中では相容れないと思ってたんだ。
ジャケットの世界観も込みで妄想の海原にいたからね。
屏風の虎を捕らえるが如く難題だったんだよ。
あぁ一休さん。
っても、それは表現側の葛藤であって、
リスナーからすりゃ、
「ウルセーよ、サボってねーで早よ出せこら!」
ってなもんでしょ?
どんな思い入れをもって制作しようが
リッピング、ダウンロードでズタズタに切り裂かれりゃ、そんな葛藤なんて与する価値無し。
聞き手都合で1曲ずつ切り売りされちまう。
塩ビ盤に刻む。
野暮ったい紙媒体に手書きの絵をインクでこすりつける。
曲の並び、曲間の静寂。あるいは矢継ぎ早に雪崩れ込む。
それらもコミコミの表現物なんですよ。
ってかみんなそうなんでしょ?
そんな気持ちがあるからレコードなんて古式ゆかしい媒体を採用し続けてるんだろ?
その面倒くさい拘り。
そいつが。
そいつこそ。
そいつだったばっかりに。
私たちはインディーズ(笑)バンドなんですよ。
インディーズバンド(笑)はめじゃーの2軍ではないのです。
こういう愚直さ。
メジャー、インディペンデントという括り抜きに大好きです♡
メジャー、インディペンデントという括り抜きに大好きです♡
STAND UP AND FIGHT!!!!