自作自演の闇
アホウのように走り回り
躓き
打ち拉がれ
この滑稽な劇中の冷えた汗を熱い涙と洟で浚いあげ、
歯軋りしながら
『無為はオマエの方じゃ!ボケぇ!』
ってね、
ブザマでもなんでもまた立ち上がるんだよ。
今年一年ありがとうございました。
よいお年を!
新曲『VAIN』words by VESPERA
かすれた日々の亡霊がモノクロのまんま 蘇る
忘れてたハズの血の味がして 強くツバを吐き出すのさ
夜が赤く染まったあの日
歪んだ時のカケラ達が尖ったまんま残ってく
忘れたくない 想い集め 強く右手で握ってるのさ
全てを赤く染めてみたい
煮え切らないもどかしさを抱え込み足踏み。
ほら、そこまで掴みかけてるものを見過ごしちまう。
何時だって踏み出せよ。
何処だって意のままに舞い降りろ。
オマエの指先へとジリジリと灰は迫ってきてるぜ。
その事だけは確かなんだ。
震える膝を叩きこころ澄ます。
満たされない、喉の渇きは治まらない。
「あなたに背中を押してもらった」そんな言葉に背中を押されている。
息も切れ切れでも、前のめりの歩みは止めない。
勝ち負けばかりに囚われて難なき処世の術に磨きをかける。
動きださないまま時機は過ぎ去り、ただ老いゆくのさ。
言い訳の無い、ありのままの自身を認める強さを。
自ら荊の中へ分け入っていく。
そこで傷つきながらも呼び戻される自分。
打ちのめされるのは毎度の事。
まったくありがたい人生だ。
自作自演の暗い時代を切り裂け。
『此処ではない何処かでやっとわたしは生まれ変われる』
だってさ。
逃避。
そうやって他人の人生を見上げてばかりかよ?
誰かの幻想、借り物の幻想を抱きながら。
仮モノの人生。無為に過ぎ。
この場で、何時からでも変革を始めようぜ。変革を迫られる前に。
必要なのは才能より覚悟さ。
理想は果てどなく、永遠に詰められることのない半歩先で私を誘う、だから私たちはいつまでも夢見ていられるんだ。
悟りは要らない。
ただ生きるんだ、去ってはまた新しく現れる仲間達と。