小泉元首相の働きかけがあったとは思いたくはないが、
『100,000年後の安全』が無料配信されてる。
2月10日(月)正午12時まで。
一度視聴を勧める。
フィンランドはたとえヘルシンキの街中であったとしても、清涼飲料水などの自動販売機が眠ることなく煌煌と電力を浪費している事も無い。
まぁ、日本以外だとどの国でも防犯的側面もあるだろうが。
快適な夏は白夜で22時頃まで明るいフィンランドだ。
そう白夜!
エアコンも照明などの電力消費も控えめだろう。
でも冬はアレか。
白夜のトラディジィなんて曲もあるくらいだ。
なにが悲劇なのか。
ってか、「白夜」を勝手に邦題に付けたのは日本人だろうがね。
逸れまくった。
映画はそんなライフスタイルのフィンランド人の核のゴミの後始末に取り組む姿を追ったルポタージュ。
数万年後に来るであろう氷河期を迎え、人類は絶滅すると仮定。
「その後」の地球にまで核のゴミの責任を全うしようと思いを馳せる開発者の姿に感動。
言ってみりゃ自分たちの子孫の為とかっていう「人間ありきの地球」から離れたアイデア。デカイ。
そんな視点でこれだけの仕事をやれるなんて。
「とりあえず生ちゅー!」
みたいな「とりあえず」文化でもって、「とりあえず六ヶ所村」みたいな自国の原発政策こそがトラディジィなのである。
もう喜劇的に。
観てみて。