Pacoとジーザスが日本に来てるね。
ひところのベンチャーズ並みの頻度。
そんなPacoから聞いたざんねんなニューズ、
Belgradoは解散したんだってね。
Belgradoは、彼らにジャパンツアーのオーガナイズを頼まれたら、オレは状況を顧みず引き受けたしまいそうなレベルのバンドのひとつだったんだよな。
ちょうど名盤であるファーストアルバムのレコーディング期間にオレは彼らの拠点バルセロナに居た。お世話になってた。
パトリシアが
「いいシンガーになりたいの」ってレコーディングでしゃがれた声で言ってたのを思い出す。彼女は己が体を研ぎ澄ませていた。
彼女はボーカル初挑戦だったかんね。
若者が自身に挑戦する真摯な姿勢におっさん心打たれたモンさ。
応援したい。
そう思ったよ。
もしオレがネクタイの代わりにシルクの派手なスカーフを巻いてるようなタイプの小太りの青年実業家だったらこのバンドに投資してたね。
無駄にタイトなチョッキを着てな。
そんなパトリシアが始めたSECT。
ここではドラムに初挑戦。
ここではドラムに初挑戦。
ベースのべルシカはBelgradoのドラムの実の姉ちゃん。
彼女はクールなパンクスだからバンドやってみりゃーいいのにと思ってたんだ。
そして実はDSBのヨーロッパツアーのクルーだった。
ツアーでは彼女がDSBのグッズを売り、Destino Finalのギジェムがバンを運転してくれたのだ。
なので
おっさん、このバンドも「推し」な。
よし!ファラフェル成金になってシルクのスカーフを巻くぞ!!!!!!
んで、フェラーリでジャパンツアーをする。
ファラフェル1コ40円、
シルクまで何億個?
シルクまで何億個?