パッは「炒める」、タイはタイ王国のこと。
名乗っちゃってるのよ国を。
料理に国の威信がかかってる。
国威発揚!皿の上の「王国」!
なでしこジャパンみたいなん?
パッタイソースってのは
東南アジアの猥雑な屋台料理の味を象徴するソース。
パッタイペースト デカ瓶 |
近所に輸入食材屋がオープンしたもんで手に取ったのは2週間位前か?
これが、なに気にヴィーガン仕様。
ハマった。
ひと瓶約20-30人分をもう空けちまった。
食材は、何でもイイけど、にらとボロボロに崩れる(これポイント)グレードの低い厚揚げ、なす、しいたけ。
このあたりが必須。
厚揚げを炒め始めるイントロから最後まで怒涛の如く強火で暴走。
Ruidossa inmundiciaみたいな感じで。
火加減調節禁止!
最後にレモンを絞るのも必須な。
煮えたぎる情熱のパッタイソースの出来上がり。
ご飯にかけて丼、
ライスヌードルにかけて東南アジアの屋台風情を味わうもよし。
「ピーナッツクリーム、砂糖をお好みで足せばいいさ」
なんて推奨コメが瓶に書いてあるんだけど、日本人のお好みではないと思う。
ごま油を使って風味を・・なんてシャラクサイ事も考えないほうがベター。ごま油を使ったらクドすぎるんじゃないかな。
ナンプラーやら出汁的なモノが入っていないのに、このコクと常習性。どうやらこの「タマリンド」という果実がキーみたい。
このパッタイソースは連続3投目くらいだと炭水化物が胃に重くなってくるのね。
なので、このパッタイソースをブロッコリ+新たまねぎ+パプリカの上にかけて逃げるのがオレ的定石。
こんなハードコアで熱血的な肉体労働者的ヴィーガン料理はちょっとない。