置き手紙とギフト。
バーツ硬貨を置いて友達が帰っていった。
3ヶ月に及んだ避寒旅行の最終寄港地HOTEL VESPERAを後にした。
帰港地モントリオールの気温は真夏日30℃の予報。
今年の東京の冬は少し寒かったかもな。
オレはおセンチになってる暇も無く、
カレー、青椒肉絲、塩焼きそば、サラダ等々の盛り合わせプレートを掻き込みVESPERAのリハに向かった。
機内食のベジタリアンミールをリクエストし損ねた彼らに持たせてやった弁当と今日の朝食、昼食の残り物の寄せ集め強引プレートがこの日のオレの夕飯。
|
残飯処理ですわ! |
つきましては、それらのあったフライパンや鍋、炊飯器が一斉に流し台に殺到する訳です。
今夜から調理も洗いものもオレひとり。誰も片付けないよ。
孤独なキッチンで洗い物をしながらモントリオールの友人達の去ってしまった事を思いおセンチになるのかもな、笑
山となった洗い物を背にスタジオへ。
しかし、なんでバーツを残していったんだろ?
2006,2008,2009
オレたちはお互いの街を行き来した。
モントリオール、トーキョー
2012年の今回で2回ずつのイーブンだ。
彼らの滞在中、
「次回は、タイ、マレーシアで待ち合わせて遊ぼうか?」
なんて話をしていた。
だから、このバーツ硬貨はタイ旅行に向けたオレらの紐帯って意味合いかもな。
オレは勝手に合点するとバックパックを引っぱり出し、ポケットにバーツ硬貨を収めた。
またな!アディオス!
寂しくも前向きな、そんな今の心模様を的確に表してるのがこの曲。
フィンランドのKakka-Hätä 77の『Tuttipullonimijä』
さて、今夜Sotatila(フィンランド)のウェルカムパーティーLIVEが阿佐ヶ谷であるのだ。
行きたいけど、朝から床に臥せっている状態なんでパス。
こんな抵抗力の落ちている時期にIffi(Yellow dog/独)は少し体に障りそうだし、笑。